お茶を仕上げる時に分別されたお茶で、棒茶とも言われます。お茶にもよりますが、大体5%位の割合です。玉露や高級な煎茶の茶葉から作られたくき茶は、『白折(しらおれ)』や『雁ヶ音(かりがね)』と呼ばれ、その名称は、渡り鳥の雁が海上で体を休めるために止まる姿が浮かぶ小枝に茎の姿形が似ていることに由来すると言われています。
昨今は、茎茶のことを一般的にかりがねと表記しているところも増えてます。茎茶は通常のお茶と違い、一度注ぐと二煎目から香味が薄れていきます。
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茎茶(出物)
荒茶(あらちゃ)
荒茶とは、生葉を蒸して揉みながら乾燥させた状態のもので、本茶の他に、古葉、、硬葉、木茎、粉などを含んでいる。荒茶の場合は、まだ水分量を含んでおり、長期保存には向いていない。