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挿し木床の調整

挿し木床は挿し木後成苗になるまで(一年苗で九ヶ月、二年苗で二〇ヶ月)の育苗期間中に用いられるもので、用いる床土は排水・保水ともに良く、通気性も優れ、線虫や病原菌がないことが必要である。それには振るった赤土が適宜である。十分な殺菌処理をすれば、普通の畑土壌でも良い。また、挿し木後には日よけが必要で、床を覆う日よけの骨組みや被覆材(透過率三〇〜四十五%内外)などを用意しておく。床幅は九〇センチくらい床高は一〇センチ程度が良い。

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