茶農林36号
旧系統名:埼玉4号(57F1-17)
種苗登録年:昭和61年(63年)
来歴:やぶきた×23F1-107(さやまみどり×やぶきた))
分類:玉露用中生品種。
特徴:摘採期がやぶきた並の中生品種。特にやぶきたよりも株張りが大きい。耐寒性は強い。また、やぶきたよりも1、2番茶収量及び品質(特に内質のすい色と滋味)が優れる傾向がある。樹姿、樹勢、成葉、摘芽の形態などはよくやぶきたにに似ている。加工時の生葉の蒸熱もしやすい。暖地では、やぶきた同様に炭そ病の発生が見られる。寒害常襲地帯(特に青枯れ多発)に向く。