茶農林47号
旧系統名:宮崎15号
種苗登録年:平成9年
来歴:茶本F1NN27×ME52
分類:玉露用中生品種。煎茶。
特徴:樹姿は中間。株張りはやぶきたより大きく分枝性は良。樹勢はやや強い。さし木発根性は良。生育は旺盛。一番茶の萌芽期はやぶきたより暖地で2~3日早く、寒冷地で同等。収量は多収で摘採芽の形質は芽重型。耐病性は赤枯れ抵抗性、青枯れ抵抗性、裂傷型凍害抵抗性はともにやや強でやぶきたよりやや強い。病害抵抗性は、炭そ病、もち病には中程度、輪斑病にはやや強くやぶきたより強い。煎茶品質はやぶきたと同等で同質。色沢は鮮やかな緑色。爽やかな香気で味は温和。全国的に栽培できる。寒害や干ばつには強いが、炭そ病、もち病、赤焼病多発条件下の導入は注意。