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中国紅茶

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白琳工夫(はくりんくふう)

白琳で産することでこの名が付けられた。1900年前後、大白種の柔らかな芽を使い紅茶を
作り始めた。柔らかな芽、葉を摘む。
茶葉は、産毛があり紅色がかった黒色、細長く曲がっている。
新鮮で甘い味、産毛の甘い香り(毫香)がするといわれる。水色はオレンジがかった紅色。

寧紅工夫(ねいこうくふう)

もっとも古い紅茶の一つである。清の道光初年(1821年)には「寧州紅茶」と呼ばれていた。
一芯一葉で清明節前後に摘む。これは高級茶になる。
葉の特徴は、光沢があり黒っぽい赤色でツヤがある。上質なものには金毫がある。
ボディがある芳醇な味は、あと味も甘い。香りが高く、長く続く。水色は柔らかで、
ツヤのある紅色である。

滇紅(てんこう)

雲南紅茶の総称で、滇紅工夫と滇紅砕茶がある。ともに雲南大葉種を使う。
工夫はカットしていない茶葉である。特徴は、春茶が一番良質で金毫があり、芽が太くツヤのある黒色。
砕茶はカットされている茶葉である。特徴は、均一にカットされ、ツヤがある黒色である。

坦洋工夫(たんようくふう)

坦洋村で生産されこの名称がつけられた。質、量とも福建省で一番の紅茶であったが、
花茶を作るため緑茶に変わり生産量が少なくなっている。
茶葉の特徴は、少し金毫があり、細く揉捻され黒っぽくツヤがある。芳醇でボディの
ある味は、あと味も甘い。香りは高く爽やかである。水色は、鮮やかな黄金に近い紅色。

川紅工夫(せんこうくふう)

茶葉は、細くまっすぐ揉捻されていて、金毫がるのが特徴である。
色は暗紅色でツヤがあり、味は濃く芳醇、爽やかでボディがある。あと味も甘く、
香り高く、飴の香りがする。水色は、明るく濃い紅色である。

政和工夫(せいわくふう)

政和大白種を使い、100年位の歴史をもつお茶である。
茶区の福州は緑茶製造に代わり、現在はほとんど生産されていない。
茶葉は、黒くツヤがあり、味は、芳醇でボディがある。あと味が甘く、ミルクや砂糖を
いれず、そのまま飲んでもよい。香りも甘い。水色は、鮮やかな紅色。

正山小種(せいざんしょうしゅ)

もとは武夷岩茶の一つで半発酵から全発酵になったお茶である。1700年後半に作られ、
ヨーロッパに伝わりアフタヌーン・ティーのお茶として用いられるようになった。
ほとんどが立夏から摘む春茶だが、小暑から摘む夏茶もある。一芯二葉または一芯三葉
で摘み、松の濡れた枝を燃やし、煙で燻す製法で、独特の香りを醸し出す。
茶葉は黒いツヤがあり、芳醇であと味が甘い。香りは強く、色水は鮮やかな紅色である。

祁紅(きこう)

中国を代表する紅茶であり、世界三大紅茶の一つである。
夏茶は評価が高く、一芯二葉または、一芯三葉で摘む全発酵茶のこと。
茶葉はツヤのある黒色で、水色は、透明感のある鮮やかな赤色。
祁門紅茶・・・とも言われる。

九曲紅梅(きゅうきょくこうばい) 

西湖周辺の代表銘茶のこのお茶は、一芯二葉で摘み、全発酵させる。

水色は名前の通り紅梅のような鮮やかな紅色で、味、香りはさらりとしていて、上品で、甘い酸味がするのが特徴。

龍のように曲がった茶葉が特徴のこのお茶は、別名「九曲烏龍」とも呼ばれている。現在は西湖周辺で生産されているが、昔は杭州で生産されていた。

宣紅工夫(ぎこうくふう)

その昔、イギリス商人が買い付けていたこの紅茶は、最初、湖北省宣昌地区で作られ始め、現在ではそこに加えて恩施地区でも生産されている。

黄色の産毛をもった細い茶葉で、水色は明るい紅色をしており、時間をおくと濁る。香りは甘く、長続きする。

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