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中国緑茶(4ページ)

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千島玉葉(せんとうぎょくよう)

千島湖周辺で作られるお茶で、龍井茶に似た作りをすることから、千島湖龍井といった
こともあった。
一芯一葉が基本で、清明節前後に摘む。龍井茶の炒る技術を取り入れている。
茶葉はまっすぐで、産毛があり、黒みがかった緑色である。味は芳醇で濃く、あとあじが
甘い。香りは清く、長く続き、色水は明るく柔らかな緑ないし黄緑である。

仙居碧緑(せんきょへきりょく)

一芯一葉または一芯二葉で雨前から摘む。複雑な工程はなく、殺青、揉捻、乾燥と
シンプルである。炒る時は、形にはこだわらないが、芽が割れないように気遣いを
する。
茶葉の色は、深い草色で白毫がある。味は、新鮮でさらりとしている。香りは長続き
し、柔らか。水色は、柔らかな明るい黄緑。

宣恩貢茶(せんおんこうちゃ)

一芯一葉で清明節から穀雨の前に摘む。
茶葉は揉捻が強く、細いのが特徴である。色は、黒みをおびた濃い緑でツヤがある。
味は、ボディがあり芳醇で飲んだあとが甘い。香りは清く、長く続き、色水は明るい
黄緑。

雪龍茶(せつりゅうちゃ)

福県大白種など白毫の多い品種を使う。
一芯一葉または一芯二葉で明前から摘み始める。
茶葉は産毛が多く、ツヤがある。色は白みがかった緑。味は濃く、新鮮で芳醇である。
香りは清く長く続き、水色は明るい黄緑。

雪青(せっせい)

済南の冬の大雪で積もった翌年、春の茶葉の色が例年に増し蒼々しい緑になり、
新芽もたくさん出た。その芽で作ったお茶のできが良いことから、この名称となり、
銘茶となった。
一芯一葉で4月下旬から5月上旬に摘む。茶葉は産毛があり細く、深く蒼みがかかった緑色。
味は新鮮で爽やか、香りは、清らかで長く続く。色水は、淡い黄緑である。

雪水雲緑(せっすいうんりょく)

雪水峰で1987年に作られた新しい銘茶である。
茶葉は深い緑色で、味は新鮮で芳醇。水色は、明るく透明感がある。お茶を出した
あとの茶葉は、ツヤがあり、柔らかで明るい緑。

石亭緑(せきていりょく)

泉州の西に蓮花峰があり、その上に石亭がることから名づけられた。
このお茶は、「三緑三香」といわれる。
「三緑」とは、茶葉の色が「銀緑」、水色が「碧緑」、お茶をだしたあとの茶葉が
「柔らかな緑」と表現されるため。
「三香」とは、緑豆の香り、杏仁の香り、蘭の香りにたとえられるところからきている。

青城雪芽(せいじょうせつが)

漢代からのお茶の産地である、青城山で採れるのでこの名前がついた。
茶葉は白毫があり、一芯一葉で摘む。清明節の前6~7日ごろから摘み始め、清明節後
3~4日ごろまで摘む。
爽やかで新鮮な濃い味が特徴的。香りも爽やかで長く続く。水色は、透明感のある
黄色かかった緑色。

西湖龍井(せいこりゅうせい)

中国緑茶を代表する古くからの銘茶である。茶区は獅峰、翁家山、雲栖、霊隠など
広い。
明前を一番とし、雨前がそれに続くとされる。基本は一芯一葉、一芯二葉だが、
一芯だけを摘むものもある。
茶葉の色は深い緑ないし黄緑。味は甘く新鮮で、水色は、透明感のある黄緑である。

井岡翠緑茶(せいこうすいりょくちゃ)

中国でも有名な観光地の井岡山で採れ、茶葉の色が翠緑であることから名付けられた。
一芯一葉または一芯二葉で穀雨前後に摘む。葉は細長く、産毛がり、深みのある緑色。
香りは高く、あと味も甘く、新鮮で芳醇である。水色は黄緑色。

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