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お茶の基本Q&A

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カテキンをたっぷりとるにはどんなお茶が良いのでしょうか?

生の葉の状態では、資料によると、一番茶よりも三番茶のほうが、カテキン量が多いとされています。
しかしながら、お茶を淹れて飲むと、異なった結果が出ます。

一番茶と三番茶を比べた場合、一番茶のほうが、葉の組織が柔らかいため、揉むことによって、組織が壊れて成分も溶け出しやすくなります。三番茶などは、夏の強い日差しを浴び、繊維質が多い硬い葉になるため、揉んでも組織が壊れにくく、成分も出にくくなります。
ですから、お茶をおいしく、さらに、カテキンをうまく上手に摂取するには、一番茶を使ったお茶を選ぶのが良いということになります。

追伸
近年では、三番茶はあまり摘み取る傾向にありません。

急須はどうして必要なのでしょう?

おいしいお茶を淹れるためには、葉がお湯の中で十分に広がることが必要になります。
急須はそのために要な道具なのです。

急須にもいろいろありますが、カゴ網タイプは、茶葉が開くスペースがありませんので、おいしいお茶を淹れるためには、お勧めしません。

急須でお茶を淹れるという行為には、「癒し」「リラックス」を感じると言われています。
また、相手の為に時間をとって、心を込めてお茶を淹れるという行為そのものがとても尊いものです。

日本で最初にお茶を飲んだ・・・という記録はいつ?

日本で、お茶を飲んだという、歴史上の最初の記録は、『日本後記~にほんこうき~』という歴史書にあります。
815年4月22日、近江(滋賀県)の梵尺寺(ぼんしゃくじ)で、永忠(えいちゅう、743~816年)という偉いお坊さんが、嵯峨天皇(在位809~823年)に茶を煎じて献上した、と記されています。

 

日本にお茶が伝わったのはいつ?

お茶は、中国から伝わってきたもので、最澄や空海などの遣唐使が伝えたと言われています。
平安時代、初期の頃、主に9世紀前半の嵯峨天皇の時代に、お茶にかんする記録が書物の中に残っているため、この時代が伝播の始まりだと言われています。

Q5)お茶のタイプを教えて下さい。

大別すると、緑茶・烏龍茶・紅茶の3種類に分けられます。これは、お茶の製造方法の違いによるもので、お茶の生の葉に含まれる、酵素を働かせるか働かせないかで決まります。緑茶(不発酵茶)は、生の葉を「蒸す」「炒る」などして最初に加熱し、酵素の働きを止めたものです。紅茶(発酵茶)は、酵素を充分に働かせて(発酵させてから)から、加熱したものです。ウーロン茶(半発酵茶)はその中間で、酵素を少し働かせ(軽く発酵)てから、加熱したものを言います。ウーロン茶には、限りなく緑茶に近い物、反対に紅茶に近い物があり、様々です。他には、後から、酵母菌や乳酸菌などで、発酵させたお茶=後発酵茶があります。

Q4)チャの生育条件とは?

チャは永年性の常緑樹で、世界では、北緯45度~南緯45度(赤道を挟み)の温帯地域から熱帯地域、年間平均気温13℃以上、年間降水量1,300mm以上の地域で栽培されます。ちなみに、平成22年の静岡県の平均気温16.5℃、年間降水量2,325mm。

Q3)お茶とは?

「茶」と名のつく飲料は多くありますが、茶業界では他との区別をするため、「チャ=カメリア・シネンシス」の樹や葉を加工・乾燥させたもの、すなわち、緑茶・烏龍茶・紅茶などのことを総称して「お茶」と言っています。野草葉などを乾燥させ煎じて飲むものとは区別しています。

Q2)チャの原産地は?

この話題は長いこと論争になっていました。
自生説と渡来説。
そして、最近の遺伝子分析により、原産地は、中国西南地域(雲南省を中心としたベトナム・ラオス・ミャンマーとの国境周辺)が、原産地であろうと言われています。つまり、渡来説が有力となっています。

Q1)チャとは?

「チャ」は庭などで見かけるツバキやサザンカと同じ仲間で、学名を「カメリアシネンシス」と言います。ツバキ属、チャ節というグループに属します。チャは中国種とアッサム種に大別され、温帯では、耐寒性の強い中国種が栽培され主に、緑茶原料として用いられています。亜熱帯や熱帯では、耐寒性の弱いアッサム種が栽培され、葉は大きくタンニン含有量も多く、主に紅茶として用いられています。

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