お茶は、中国から伝わってきたもので、最澄や空海などの遣唐使が伝えたと言われています。
平安時代、初期の頃、主に9世紀前半の嵯峨天皇の時代に、お茶にかんする記録が書物の中に残っているため、この時代が伝播の始まりだと言われています。
日本にお茶が伝わったのはいつ?
あなたは、日本茶を美味しく淹れられますか?アンケートQ&A
40歳代以降
必ず美味しく入れられる+時々おいしく淹れられる・・・・70~80%
25歳以下
必ず美味しく入れられる+時々おいしく淹れられる・・・55%
お茶を美味しく淹れられな時の、主な原因は何?アンケートQ&A
40歳代以降では、
1、お湯の温度
2、茶葉の量
3、浸出時間
4、水のまずさ
5、美味しいお茶の淹れ方を知らない
25歳以下
1、美味しいお茶の淹れ方を知らない
2、茶葉の量
3、お湯の温度
4、浸出時間
5、水のまずさ
Q6)緑茶と紅茶、ウーロン茶の違いを教えて下さい。
お茶の分類方法はバラエティに富んでいます。
したがって、一般に分類の意味が混同されて、誤解されている場合が多いようです。
「お茶」という飲料を大きく分類する場合、不発酵茶の「緑茶」、半発酵茶の「ウーロン茶など」、発酵茶の「紅茶」に分けられます。
お茶の製造過程における「発酵」という言葉は後発酵茶を除いて、茶葉の酸化酵素の活性を意味します。
簡単に言えば、葉がしおれて茶色になり、甘い香りが発生している状態のことです。発酵方法の違いによって、お茶の形、色、味、香りが違ってきます。
Q5)お茶のタイプを教えて下さい。
大別すると、緑茶・烏龍茶・紅茶の3種類に分けられます。これは、お茶の製造方法の違いによるもので、お茶の生の葉に含まれる、酵素を働かせるか働かせないかで決まります。緑茶(不発酵茶)は、生の葉を「蒸す」「炒る」などして最初に加熱し、酵素の働きを止めたものです。紅茶(発酵茶)は、酵素を充分に働かせて(発酵させてから)から、加熱したものです。ウーロン茶(半発酵茶)はその中間で、酵素を少し働かせ(軽く発酵)てから、加熱したものを言います。ウーロン茶には、限りなく緑茶に近い物、反対に紅茶に近い物があり、様々です。他には、後から、酵母菌や乳酸菌などで、発酵させたお茶=後発酵茶があります。
Q4)チャの生育条件とは?
チャは永年性の常緑樹で、世界では、北緯45度~南緯45度(赤道を挟み)の温帯地域から熱帯地域、年間平均気温13℃以上、年間降水量1,300mm以上の地域で栽培されます。ちなみに、平成22年の静岡県の平均気温16.5℃、年間降水量2,325mm。
Q3)お茶とは?
「茶」と名のつく飲料は多くありますが、茶業界では他との区別をするため、「チャ=カメリア・シネンシス」の樹や葉を加工・乾燥させたもの、すなわち、緑茶・烏龍茶・紅茶などのことを総称して「お茶」と言っています。野草葉などを乾燥させ煎じて飲むものとは区別しています。
Q2)チャの原産地は?
この話題は長いこと論争になっていました。
自生説と渡来説。
そして、最近の遺伝子分析により、原産地は、中国西南地域(雲南省を中心としたベトナム・ラオス・ミャンマーとの国境周辺)が、原産地であろうと言われています。つまり、渡来説が有力となっています。
Q1)チャとは?
「チャ」は庭などで見かけるツバキやサザンカと同じ仲間で、学名を「カメリアシネンシス」と言います。ツバキ属、チャ節というグループに属します。チャは中国種とアッサム種に大別され、温帯では、耐寒性の強い中国種が栽培され主に、緑茶原料として用いられています。亜熱帯や熱帯では、耐寒性の弱いアッサム種が栽培され、葉は大きくタンニン含有量も多く、主に紅茶として用いられています。