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お茶(日本茶)のことわざと関連の言葉(2ページ)

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茶事

寄り合ってお茶を飲むこと。

忌日に、茶菓子を用意して親戚・知人を招くことや、法事後の酒盛りのこと。

お茶を挽く

昔、暇な遊女にはお茶を挽かせたことから、

客が来なくて暇である様子、仕事をせずに時間をつぶしている様子を言う。

宵越しのお茶は飲むな・・・とは?

お茶を淹れた後に、一晩そのまま急須にいれたままにしておいたお茶は飲むな・・・という意味です。
厚い夏は特に、急須の中も菌が繁殖するくらいの温度で、中のお茶が酸化しておいしくなかったり、葉の中に含まれる、タンパク質が腐敗している可能性があります。

そんな理由で飲まない方がいいと言っているのです。

追伸
最近は冬でも暖房器具の影響で、部屋の中でも、温かい状態になっています。
冬でも、できれば、宵越しのお茶・・・は、お勧めしません。

お茶にする

仕事の途中で休憩してお茶を飲む、一休みする。

茶化す、に同義の
はぐらかして相手にしない、という意味もある。

茶化す

まじめな話を冗談にしてしまう。
まじめに取り合わない。
ごまかす。

「茶化す」は当て字。

お茶を濁す

適当にその場をつくろうためにいい加減なことを言うこと。

茶道を知らない人が、適当にお茶を濁らせて抹茶に見えるようにしたことから。

朝茶は七里帰っても飲め

朝に飲むお茶は災難除けになるので、忘れて出かけたら七里の道のりを帰ってでも飲んだほうが良い、というたとえ。

朝茶は福が増す

朝飲むお茶は、気分も良くなり、落ち着き
一日の災難を逃すとされる。

朝茶は難を逃れる、とも言う。

茶で墨をするな

葬式の場合に茶の煎じ汁墨をする習わしなので、
平常は茶汁ですった墨で文字を書くことは縁起が悪いということ。

また、「茶を硯水に使うと遺書になる」といって硯には茶を入れないといいます。

お茶の子さいさい

お手軽で簡単なこと。「お茶の子」とは、軽いお菓子やごはんのことをさします。
「さいさい」は、はやし言葉です。お腹にもたまらないことから、物事が簡単にできるさまをいいます。                                     
※はやし言葉とは、言葉の調子を整えたり、ひきたてたりする合いの手のこと。

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