科名：セリ科　ヒゴタイサイコ属　多年草

別名：シーホーリー

分布域：ヨーロッパの地中化沿岸から南西アジア

草丈：３０～６０ｃｍ

利用法：ドライフラワー、ポプリ、クラフト、食用、薬用

襟巻の様な苞葉と、藤色を帯びた花の形が特徴的で、よくドライフラワーにされます。
青みが買った緑灰いろの葉にはとげが多く、触ると痛い。
海岸地帯に自生することから、シーホーリー（海のヒイラギ）とも呼ばれています。
同属多種のプラヌムなが園芸用、切り花用として多く出回っています。

科名：シソ科　ニガクサ属　常緑低木

別名：ジャーマンダー

分布域：ヨーロッパ、西アジア

草丈：３０～５０ｃｍ

利用法：食用、薬用、切り花

艶やかな小さな葉がこんもりと茂ります。刈込にも強いため、欧米ではノットガーデンの縁取りや、生け垣などによく利用されます。
ほふく性品種は特に丈夫で、草丈１０～１５ｃｍ程度。
縁石に沿わせたり、敷石の間に植えても可。
夏に咲く花はサラダに散らすほか、アレンジにも向いています。

科名：ムラサキ科　ウシノタグサ属　多年草

別名：アルカネット、ビューグロス、ダイヤーズビューグロス

分布域：ヨーロッパから西アジア

草丈：３０～８０ｃｍ

利用法：食用、薬用、ポプリ、染色

属名の通り丑の舌を思わせる細長くべロンとした葉や茎に、細かい毛が密生し、ざらざらした手触りがします。
株の姿からは想像しにくい愛らしい青紫紅色の花を初夏から秋までと、長期間にわたってつけます。
ピンクの花種もある。
根は染料植物として知られ、若い葉は生食や野菜と同様に調理して食べられます。

科名：セリ科　シシウド科　二年草

別名：ガーデンアンゼリカ、和名はヨロイグサ

分布域：ヨーロッパ北東部からロシア西部

草丈：１～２ｍ

利用法：食用、薬用、香料

アンゼリカの名前は天使（Ａｎｇｅｌｕｓ）に由来しています。
薬効を天使の力に例えたもので、大天使ミカエルは病人の守り神とされています。
太い茎を砂糖漬けの菓子の原料に利用されます。
日本ではアキタブキの葉柄で代用されることも多いです。
葉を使ったハーブティーにはセリ科特有の芳香があります。
花壇の背景植物になりますが、単植したり、または低い植物の中に点景として植えてもおもしろいです。

科名：ユリ科　アロエ属　多年草

別名：キュラソウアロエ、トゥルーアロエ、バルバドスアロエ、和名はシンロカイ

分布域：アラビア半島南部（推定）

草丈：７０～８０ｃｍ

利用法：食用、薬用

さまざまな用途に利用されている薬用アロエの一種。
とげのある長く肉厚な葉の内部は、無色透明なゼリー状で苦味はない。
必要に応じて、太くなった外葉を切り取って利用します。
「医者いらず」のアロエとして広く普及しているのは、南アフリカ原産のキダチアロエ。
こちらは草丈２ｍにもなり、茎が木質化して木立ち状になります。葉肉には苦味もあり。

科名：シソ科　カワミドリ属　多年草

別名：ジャイアントヒソップ

分布域：中米北部から北米

草丈：６０～１２０ｃｍ

利用法：飲食、薬用、浴剤、ポプリ、ドライフラワー

淡い赤紫色の花が美しく、花壇材料としても魅力的なハーブです。
夏から秋にかけて長期間開花する花は、蜜源植物としても知られている。
茎はまっすぐに立って自然によく分枝し、地上部にアニスに似た強い芳香があります。
風が吹いたり、触れたりすると香りが漂います。
葉を使ったハーブティーは美味しく、生の葉はサラダや薬味にも利用できます。
日本にも同属のカワミドリがあり、薬用に利用されています。

科名：セリ科　アニス属　一年草

別名：コモンアニス、アニシード、和名はアニス

分布域：ギリシアからシリア、エジプトの地中海沿岸

草丈：３０～６０ｃｍ

利用法：飲食、薬用、クラフト

種が料理や薬用に広く用いられる。
アニスシード菓子がウエディングケーキのもとになったともいわれている。
株元から出る葉は丸く、茎につく葉には細かい切れ込みがあります。
茎葉にやわらかい芳香があり、若い葉は生のままサラダにしても良い。
６～８月頃に白い小花をつけ、順次結実していきます。

科名：キツネノマゴ科　ハアザミ属　多年草

別名：ベアーズブリーチ、和名はハアザミ

分布域：南ヨーロッパから北アフリカの地中海沿岸

草丈：６０～１８０ｃｍ

利用法：薬用

夏に咲く白花と、紫がかったがくの色合いが美しい個性的なハーブです。
地際から直接出る羽状に切れ込みが入った葉は大型で、花も花後にできる黒い種も大きい。
葉の切れ込みの形が異なる品種もあります。

別名：レタスバジル

草丈は６０～８０ｃｍ。
葉は大形で長さ１０ｃｍほどになり、縁がカールしており、全体が波打っています。
料理に向いています。

草丈は５０ｃｍ程。
葉は緑色でシナモンに似た強い香りがします。
がくや茎は紫色を帯、花は淡紫色です。
観賞用にも向いています。