茶農林42号
旧系統名:宮崎9号
種苗登録年:平成3年
来歴:宮A-6×NN27
分類:玉露用やや晩生品種。煎茶。
特徴:樹姿は直立。樹勢は強い。葉は長楕円形でやや大きく緑~濃緑色。さし木の発根性良好。収量はやぶきたより良く、裂傷型冷害抵抗性はやや強い。耐病性は炭そ病にやや強い。輪斑病に強い。煎茶としての品質は良好。特に色沢は緑濃く冴え、香気は高い。寒害(青枯れ)の発生が懸念される寒冷地は避けた方が良い。
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茶農林42号
旧系統名:宮崎9号
種苗登録年:平成3年
来歴:宮A-6×NN27
分類:玉露用やや晩生品種。煎茶。
特徴:樹姿は直立。樹勢は強い。葉は長楕円形でやや大きく緑~濃緑色。さし木の発根性良好。収量はやぶきたより良く、裂傷型冷害抵抗性はやや強い。耐病性は炭そ病にやや強い。輪斑病に強い。煎茶としての品質は良好。特に色沢は緑濃く冴え、香気は高い。寒害(青枯れ)の発生が懸念される寒冷地は避けた方が良い。
茶農林41号
旧系統名:金谷12号
種苗登録年:平成3年
来歴:Z-1×かなやみどり
分類:玉露用中生品種。
特徴:樹姿は開張。樹勢は強い。萌芽期はやぶきたより暖地の高知で5日おくれ、寒地の茨城でほぼ同じ。収量は一番茶で特に多く極めて多収性。品質はやぶきたと同等。内質はやぶきたに劣らず特に香りが豊か。栽培性はすぐれて強健。耐寒性はやぶきたより強く、炭そ病の抵抗性大。山間地に適する。
茶農林40号
旧系統名:枕崎9号
種苗登録年:平成2年(平成3年)
来歴:やぶきた×あさつゆ
分類:玉露用早生品種。煎茶。
特徴:樹姿は中間。萌芽期は中生品種のやぶきたに比べて育成地の枕崎では平均4日早い。耐寒性はやぶきたとほぼ同等である。耐病性は炭そ病には中程度、輪斑病には弱い。収量はやぶきたに比べて多収である。煎茶品質は極めて良好で、外観では色沢が鮮緑色で優れる。内質では香気がやぶきたと異なる芳香を持ち、滋味はうま味があっていずれも良好。
茶農林39号
旧系統名:宮崎5号
種苗登録年:昭和63年(平成2年)
来歴:やぶきた×宮A11
分類:玉露用中生品種。煎茶。
特徴:樹姿は中間。株張りが優れる。成葉は長楕円形でやや大きく、やや厚い。新芽は百芽重がやや大きく、芽重型である。さし木発根性は良く、幼・成木期を通じて樹勢は旺盛。炭そ病、輪斑病に強く、カンザワハダニに対する抵坑性もある。耐寒性は強い。収量はやぶきたと同等かやや多収。煎茶品質は良好で、特に色沢が優れ香気には清涼感がある。味はやや強い。
茶農林38号
旧系統名:宮崎3号
種苗登録年:昭和63年(平成2年)
来歴:やぶきた×うんかい
分類:玉露用中生品種。釜炒り製玉緑茶。
特徴:樹姿は直中間で株張りが良い。成葉は長楕円形でやや濃緑色。大きさはやや大きい。新芽はやや大きく芽重型。耐寒性が強く、炭そ病、輪斑病にも強い。樹勢は強く、成木になっても葉層が厚く、収量は多い。釜炒り製玉緑茶に適し、特に芳香が高い。かまいり茶としての品質良好。
茶農林37号
旧系統名:金谷4号
種苗登録年:昭和63年(平成2年)
来歴:ゆたかみどり×F1NN8(たまみどり×S6)
分類:玉露用早生品種。煎茶。
特徴:樹姿は中間。株張りが優れる。成葉は楕円形で緑色で大きさはやや大きい。新芽は冴えた緑色で、早生品種の中では最も緑の乗りが良い。収量はやぶきたよりやや多い。煎茶の品質は温和な香気を持ち、うま味がある。
適地は東海以南の温暖で晩霜害の少ない地帯。
茶農林36号
旧系統名:埼玉4号(57F1-17)
種苗登録年:昭和61年(63年)
来歴:やぶきた×23F1-107(さやまみどり×やぶきた))
分類:玉露用中生品種。
特徴:摘採期がやぶきた並の中生品種。特にやぶきたよりも株張りが大きい。耐寒性は強い。また、やぶきたよりも1、2番茶収量及び品質(特に内質のすい色と滋味)が優れる傾向がある。樹姿、樹勢、成葉、摘芽の形態などはよくやぶきたにに似ている。加工時の生葉の蒸熱もしやすい。暖地では、やぶきた同様に炭そ病の発生が見られる。寒害常襲地帯(特に青枯れ多発)に向く。
茶農林35号
旧系統名:金谷6号 茶本F1NH52
種苗登録年:昭和61年(62年)
来歴:やぶきた×やまとみどり
分類:玉露用中生品種。煎茶。
特徴:摘採期がやぶきたと同じ中生品種。樹姿はやや直立であるが分枝が多く株張が良い。樹勢は強い。生育旺盛で極めて収量が多い。耐病性が優れ、輪斑病に対して強い。炭そ病にはやや強く、一般的耐寒性は強い。しかし、裂傷型凍害にはやや弱い。煎茶の品種としてはやぶきたと同等であるが、清涼感がある。
茶農林34号
旧系統名:金谷3号(茶本F1-NN50)
種苗登録年:昭和58年(昭和58年)
来歴:ゆたかみどり×茶本F1NN8(たまみどり×S6)
分類:玉露用中晩生品種。煎茶。
特徴:やぶきたより6日前後遅い中晩生種。樹姿は中間。樹勢は強い。成葉は楕円形で緑色。耐病性は強い。収量は多く、煎茶としてやぶきたと異なった優雅な香気を持ち品質優良。
茶農林33号
旧系統名:23-114
種苗登録年:51年
来歴:さやまみどり×やぶきた
分類:玉露用中生品種。
特徴:中生品種で、やや芽重型。樹姿は中間。やぶきたより大きな樹冠を形成する。収量は多い。赤枯,青枯、裂傷型凍害の抵坑性は強いが、さし木の初期発根性がやや劣る。香気、すい色、滋味はやぶきたと優劣をつけがたい。品種特有の特異なかおりがある。