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東北地区

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東北地区のお茶

青森県・・・黒石茶
秋田県・・・檜山茶
岩手県・・・陸前茶、気仙茶
宮城県・・・仙台茶、桃生茶
などがある。
いずれも、栽培面積は少なく、生産量もわずかである。

檜山茶(秋田県)

秋田県能代市の檜山地区で作られるお茶。
まとまった栽培・生産の産地としては日本海側の北限とされ、現在では、10アール程度が栽培されています。
江戸時代中期にはじまったそうです。

宇治製法に基づく、手摘み・手揉みのお茶で生産量は少ない。
5月下旬と6月下旬に一番茶を2回に分けて摘む。
7月上旬と8月下旬に二番茶を2回に分けて摘む。
製法は、蒸し⇒葉打ち⇒あら揉み⇒より切り⇒乾燥⇒再製という工程で焙炉の手揉みで行う。
(『緑茶の事典』2001年より出典)

黒石茶(青森県)

黒石茶は、青森県黒石市に生育するお茶の木の総称。
もとのとは、黄檗宗法眼寺(ほうげんじ)にある茶の木で、現在のものは、初代の彩植から数世代後のものといわれています。
京都、黄檗宗万福寺から伝えられたものと言われています。
かつては、相当数の茶の樹があり、茶も作っていたようです。
黒石では現在民間でも茶が栽培されている。

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