主な対象害虫は、鱗翅目昆虫など。
本州以南で発生し、活動時期は5月~10月。
昆虫以外にもナメクジなどを捕食する。
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主な対象害虫は、鱗翅目昆虫など。
本州以南で発生し、活動時期は5月~10月。
昆虫以外にもナメクジなどを捕食する。
三番茶の摘採時期は二番茶摘採後の三五日〜四〇日で、七月中旬〜八月上旬である。三番茶の摘採は温暖な地域に限られるが、これは気象条件の制約によるもので、温暖地域以外では三番茶の摘採できるのは八月中旬頃となり、この時期に摘採すると、その後に萌芽・生育する秋芽が、十分に充実・硬化する前に初冬の寒さにあたり、低害を受けやすくなる為である。
二番茶も地方間の早晩差は一番茶と同様であって、二番茶の摘採は、一番茶の摘採後四五日〜五〇日で行われる。平年は早い地方で五月末旬〜六月早々にはじまり、晩い地方では七月に入ってからとなる。
九州南部や島などでは四月上旬からはじまり、主な何値では一般に四月下旬〜五月上旬が一番茶最盛期となる。北限地域では五月中旬〜下旬にはじまるから、早い地方と晩い地方とでは、三〇〜四〇日以上も差がある。
日本の茶産地では、九州、四国、東海地方の平坦地では最大年三回程度、多い所では四回もの摘採ができるが、北限付近や温暖地域でも標高の高い山間地などでは年二回の摘採にとどめている。近年は生産コストと市場価格の低下から温暖地域でも二回の摘採にとどめる傾向にある。覆下園の玉露やテン茶の原料については年一回の摘採に止めている。一年の中で第一回目の摘採を一番茶と称し、以下、二番茶、三番茶・・・と称している。
一般的には、二年生苗を定植してから三年目からはじめて摘採できる。ちなみに、実生園ではあるが、陸羽の『茶経』にも三年目から摘むとされている。
主な対象害虫は、アザミウマ類、カンザワハダニ、チャノホコリダニ。
日本全土で発生し、活動時期は5月~9月。
口吻を餌の体に突き刺して体液を吸う。
主な対象害虫は、アブラムシ、ハダニ、カイガラムシなど。
日本全土で発生し、活動時期は春~秋。
口吻をさして吸汁捕食を行う。
三番茶まで摘採する温暖地では、二番茶摘採後も一〜二回の整枝を行う。四番茶まで摘採する場所では、三番茶摘採後にもやはり整枝を行う。二番茶までしか摘採しない場合は二番茶摘採後生育を放任すると、秋末までにかなり過剰に繁茂するので、二番茶摘採後二〇日目頃に遅れ芽を除去しておくと良い。この処理が行われなかった場合、十月下旬〜十一月上旬になってから、翌年の一番茶摘採予定面上に一〇〜一五センチの葉層を残して、その上方の過剰な繁茂部分を除去すると、越冬中の被害を軽減・防止することができる。
主な対象害虫は、コミカンアブラムシ、カンザワハダニなど。
日本以外にもヨーロッパや北米でも発生し、活動時期は5月~9月。
成虫は透明な翅と長い触覚を持ち、幼虫は鎌のような口を持つ。