主な対象害虫は、カンザワハダニ、サビダニ類など。
沖縄以外で発生。活動時期は5~11月。
減農薬、無農薬茶園で観察される。
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主な対象害虫は、カンザワハダニ、サビダニ類など。
沖縄以外で発生。活動時期は5~11月。
減農薬、無農薬茶園で観察される。
北限地付近や山間地で標高が高いため、冬期に寒害を受ける恐れが大きい場所では越冬後の二〜三月になって春整枝を行う。
主な対象害虫は、カンザワハダニ、ハダニ類、サビダニ類など。
全国に発生する。春から秋に活動。
カンザワハダニ成虫を捕食すると赤くなる。
秋整枝は、時期が早過ぎると整枝後にまた萌芽して生育してしまい、遅過ぎると翌年の一番茶摘採が遅れる。整枝の目安は日の平均気温が十五〜十八度程度より低めが良く、再萌芽しなくなるのを目安に実施する。例として、静岡では十月上〜中旬、南九州では十月上〜下旬が実施適期とされている。温暖地では春整枝に比べて、秋整枝をしておいたほうが萌芽が揃い、萌芽期や摘採期が早まる。
主な対象害虫は、カンザワハダニ、チャノホコリダニ、チャノヒメハダニ。
4月~11月に活動し、本州で発生。
寒さや飢えに強い。
一般の機械摘み茶園では各茶期の前に、摘採面の凹凸をならし揃えて、次の茶期の摘採を行う際に、摘み取られる新芽の中に古葉や枝、前茶期の摘採後の遅れ芽の硬化したものなどが混じって、茶の品質低下をさせないよう、浅い刈り払いを『整枝』(株ならし)という。秋に行う整枝を秋整枝、春に行う整枝を春整枝という。
幼虫は葉裏を食害するが、成長すると葉の硬軟関係なく食害する。
多発した場合には全ての葉を食べつくす。
6~7月、9月~10月に発生。
幼木は樹体も小さく、葉数も少ないため各種の抵抗性も成木に比べて弱い。保護管理の良否は成園化の遅速にも影響する。越冬時の保護や少雨期の土壌水分減の防止(潅水・マルチ)、各種病害虫の防除、除草、過度の摘採の抑制などが必要。植え付けてから成園になるまでの年数は暖地、北限地などの地方によって異なる。
幼虫が、卵塊付着部周辺の葉肉を食害し、成長すると葉裏に群集し、葉肉を食害する。
さらに成長すると、食害が進み、ひどい場合には葉のない枝だけの状態となる。
4月下旬~5月上旬、7月下旬~8月上旬頃発生する。
幼木期に主幹の徒長を抑えて分枝数を多くし、とくに側方の枝の成長を促して、株ばりを良くするとともに、できるだけ生育が良く、かつ均整な枝を摘採面上に数も過不足なく作り上げより早期に生産性の高い樹体にする。
定植時は一五〜二〇センチ程度、二年目の一番茶前期には二〇〜二五センチ、三年目一番茶期前には三〇〜三五センチ、三年目秋か四年目の春整枝時には四〇〜四五センチ、五年目には四〇〜四五センチ程度と毎年五〜六センチ程度の高さでで揃えていく。