幼虫が茶の根を食害する。著しく加害された被害株では、
一番茶芽がほとんど生育しない。
その後、地下部の回復により生育し、被害が目立たなくなることも。
特に10月半ばの摂食の量が多い。
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幼虫が茶の根を食害する。著しく加害された被害株では、
一番茶芽がほとんど生育しない。
その後、地下部の回復により生育し、被害が目立たなくなることも。
特に10月半ばの摂食の量が多い。
新芽を好み食害する。
年3~4回発生し、5~10月に幼虫が産まれる。
近年は発生が減少方向にある。
チャノホソガによる被害は、4齢、5齢幼虫がつくる三角葉巻に堆積される虫糞による
品質低下である。
収穫した葉に多く混入すると、茶の水色が赤くなり、沈殿物が多くなる。
年間6~7回発生。
幼虫が、主に成葉や古葉を綴り合わせ、その中で食害する。
チャノコカクモンハマキ幼虫と被害が似るが、被害が茶園内で坪状に出た場合は
チャハマキによる被害である可能性が高い。
茶園管理が不十分な場合、夏以降に多発する可能性がある。
植え付け後はできれば株元に十分潅水した後に、稲藁や刈草、黒色ポリフィルムなどをマルチして干害や雑草繁茂を抑えて根の活着を助ける。施肥は、少なくとも定植後一ヶ月以降に活着を確認してから、成園の年間施肥料の二〇%内外を、少量ずつに分けて与える。
定植した苗は、葉からの蒸散の節減と分枝を即す為に、地上一五センチ〜二〇センチ程度でせん枝する。この際、せん枝を終えた株に少なくとも五〜一〇枚の葉が残る事が好ましく、高さのみに拘らず残葉にも配慮する。
植え付けはできれば、降雨後の方が活着が良い。植え付けに際しては畝が曲がらぬように株間も不均一にならないよう、標準をつけた縄を一直線に張って行う。苗木は根を自然の状態に保ち、土中で根がより広く分布するように、丁寧に指を添えて気を付けつつ覆土する。覆土の途中でいったん良く抑えて根と土の粒子の密着度をはかり、再び覆土して株元は周囲より若干低めが良い。覆土後はたっぷりと水を与える。
土層改良、整地、土壌理化学矯正を完了したら、定植の一ヶ月くらい前までに、定められた畝の位置に深さ五〇〜六〇センチ、畝間三〇〜四〇センチの植え溝を掘り、その底に堆肥を一〇a当たり三〜五トンと乾燥鶏糞〇・五トン程度を入れ、土と良く混ぜ合わせておく。植え溝があまり乾く場合は、適宜覆土する。
一〇a当たりの苗木必要量は、標準とされる畝間一・八メートル、株間三〇センチの単条植えでは一八〇〇本、複条とすると二倍の三六〇〇本となる。
一つの畝に二本定植していく方法であるが、複条と違って千鳥状に植えて行くため複条よりはコストがかからない。条間は三〇センチ程度が良い。単条植えより成園になるのが早い。