茶葉の細胞液を吸汁し、同化能力を低下させ、落葉させる。
成葉と新葉の両方を加害するが、成葉の被害が多い。
1月~5月の発生が多くみられる。
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茶葉の細胞液を吸汁し、同化能力を低下させ、落葉させる。
成葉と新葉の両方を加害するが、成葉の被害が多い。
1月~5月の発生が多くみられる。
茶葉の細胞液を吸汁し、同化能力を低下させ、落葉させる。
成葉と新葉の両方を加害するが、新葉を好む。
国内栽培品種全てで発生するが、「おおいわせ」での発生が多い傾向にある。
新芽が被害を受ける事が多く、特に秋芽に多くみられる。
被害を受けたところは硬化、褐変し、生育が抑制される。
発生は9月~11月に最も多くなる。
親株の一から二年生枝を湾曲して、その一部を地中に押さえ込んで埋めて発根させる。発根後に親株から切断して一本の苗木にするが、挿し木法に比べて単位面積あたりの生産本数は著しく少なく、苗木生育も不均一であり、不利な点が多い。取り木は三月、六月、九月頃に行うと良い。
無底のペーパーポット(直径六〜八センチ、深さ一五センチ程度)を利用して挿し木し、育苗期間五ヶ月程度で足りる温暖地向きの育苗方法。定植はポットのまま植え穴に入れれば植え痛みも少なく、ポットはやがて腐植するので生育に支障が残らない利便性がある。
適期挿しにも不適期挿しにも応用できる方法である。挿し木床に十分散水し定植後も十分潅水し、挿し木が終わったらあらかじめ用意したかまぼこ型のトンネル式骨組みに無色透明のビニルかポリフィルムで全体を完全に密閉し、さらにその外側に直接または間接的によしずか寒冷紗などで被覆を行う(光透過率三〇〜四〇%内外)。特別干ばつ傾向の著しい時を除いては挿し木後潅水しないでも良いので省力効果が大きい。また潅水の為に地温も下げる事がないので、発根も地上部の成長も良い。
仕上がった苗木は所定の時期(主に三月)に掘り上げ、根を痛めないように注意して掘り起こす。定植するまでに若干の時間を要す場合はこもやむしろで巻き包む。
挿し木後の生育は挿し木後の日々の潅水と適切な日よけ管理がカギとなる。挿し穂は発根するまでは切り花と同様に下の切り口からのみ給水して生きている為、朝夕十分に散水する。挿し木後役一ヶ月で発根し、散水を若干控える。発根後は二次根、三次根と分化して地上部の葉腋の芽が生育しはじめやがて新梢となる。施肥は六月挿しで八月以降にすると良い。苗床での除草と病害虫防除は入念に行う。十分に発根し生育したら日よけを除去するが、六月挿しでは九月中頃、曇天の日を選んで外しだんだんに陽射しに慣らす。
挿し木を行う直前は、挿し木床に十分に潅水する。一年苗を育苗するには穂と穂の間隔は一・五〜二センチ、列と列の間隔は一二〜十五センチとし、葉が重ならないように挿す。二年育苗する場合は穂の間隔は三〜四センチ、列の間隔は十五〜二十センチ程度にする。いずれの場合も挿し穂は三〜四センチの深さに真っすぐ指し二葉の内の上葉は南向きの太陽に向けて並べ挿す。
温暖な地域で六月、遅れる地域では六月下旬から七月中旬頃まで。三月挿しや九〜十月に挿す場合は、気温が生育適温より低い為、ビニル被覆をし、できるだけ保温に努める。