笑顔配達人☆和茶倶楽部なごみです。
お茶教室初級第5回目
大人数の時のお茶の淹れ方
普段、20~30人を淹れることがあると話されたMさんが体験談を話して下さいました。
苦労話や工夫されていること、注意点などをお話し頂き、みなさんで練習しながら、進めていきました。
30人位の会議なら、やり方さえ習得すれば、美味しくお茶を淹れることが可能です。
ペットボトルでの味気ない会議等のお茶は、静岡にあっては、なるべくなら・・・避けて欲しいというのが作り手の本音。
心・・・を添えて欲しい・・・それが、静岡県人のおもてなし・・・+プライド。
と甚だ勝手な思い込みですが、こんなことを考えながらお茶づくりをしています。
そんな理由で、いつもよりも力がはいってしまった昨日のクラスでした。
笑
写真は大人数の淹れ方実践編です。
普段、淹れていらっしゃるというMさん。大変手際よく、美味しく入りました。
注意点は、「手早く均一に淹れる」です。
【大人数淹れ方に挑戦Ⅱ】
■しっかりとチャレンジ!!
【70cc入る湯呑に10人分の場合】
・700cc以上入る網が内側についている急須を2つまたは1つ用意する。
(2つない場合は、一つは、土瓶またはティーポットのようなものでもOK)
(網のついた急須が全くない場合は、急須の代わりに茶こしで代用する。)
湯 量:720cc 茶葉が吸う分を増やす
茶 葉:8~9g
湯 の 量:湯のみ8分目(70CC)×10+20cc
湯 温:80度(1回)湯ざまし
①、ティーポットのほうに、ポットまたは計量してから必要量の半分位(約360cc)湯を注ぎます。
②、急須に茶葉を人数分の分量をいれ、もう一つのティーポットから、半分入れた湯を、茶葉のあ
る急須のほうに移します。
③、30秒ほど待って、茶葉が開いたら、空になったティーポットのほうへ一度注ぎます。
この時一煎目をしっかりと最後の一滴まで出しておきます。
④、一煎目が入ったら、茶葉の入った方の急須に、今度はポットから直接、必要量の半分を目安に
湯を入れます。
⑤、10秒待ったら、もうひとつのティーポットの方に注ぎます。
このことで、一煎目と二煎目が混ざり、安定した味のお茶をお出しすることができ、茶葉の量
も少なくて経済的になります。
⑥、均等になるように少しずつ継ぎ分けます。