笑顔配達人☆和茶倶楽部店長なごみです。
お茶で睡魔を撃退しよう!そして、試験に勝つ!
いよいよ受験シーズン到来! この季節、眠気対策と言ったら、やはりお茶!!
お茶には、受験に勝つ要素がたくさん含まれていますよ。
中でも、今日は「カフェイン」のお話。
夜遅くまで、受験勉強や仕事をしていると、ふっと睡魔に襲われることはありませんか?
暖かい室内で、緊張感が切れた瞬間、時として眠くなることは、誰しもあることと思います。
そんな時、気分転換を兼ねて「緑茶」を飲んでみてください。
「緑茶」の中には、眠気を覚ます作用のある「カフェイン」が含まれています。
少し「いつもより熱い温度のお湯」を使って緑茶を淹れると、より多く摂取することができます。
カフェインは、高温で淹れるとよく浸出されます。
そして、その味は、苦み成分。
ですので、高温で淹れると、苦く感じるとは思いますが、その味もプラスされ眠気が和らぎます。
また、落ち着いて集中できる効果がある「テアニン」という成分も一緒に摂取でき、より集中力UPが期待できます。
緑茶を「飲む」だけでも、上記のような効果があるのです。
そして「気分をリフレッシュする」「ちょっと休憩をいれる」という事も兼ねて、「自分でお茶を淹れる」という動作もプラスするともっと良いです。
「淹れる」という動作は、頭・腕や体も動かし、漂う香りで気分も落ち着きます。
「頑張ろう」という気合いが入ります。
◆◆カフェインについて◆◆
日本茶のカフェインはコーヒーと比較すると ※100mlあたりの成分量※
●玉露・・・160mg
●煎茶・深蒸し茶・・・20mg
●焙じ茶・・・20mg
●コーヒー・・60mg となっております。
1杯のお茶には、およそ20~50mgのカフェインが含まれていることになります。
お茶を飲むとカフェインはすぐに体内に吸収されて、30分~1時間で血液中の濃度がピークに達するほど即効性があります。
つまり、勉強が終わっていないのに眠い場合には、より目を覚ますのに効果的だと言えるでしょう。
成人の場合、1日あたりのカフェイン接種量が200~300mgなら(煎茶で10~15杯ほど)飲んでも特に健康に影響ありません。
◆◆お年寄りや乳幼児、妊娠中や授乳中の方はカフェインを摂取しても大丈夫?◆◆
お年寄りや乳幼児は、カフェインを分解したり排泄する機能が低く、飲んでから体内で分解されるまで、 成人の3倍くらいの時間が必要なため、大量に飲むことは避けたほうがよいでしょう。
また、妊娠中や授乳中の母親が、たくさんのカフェインを摂取すると、お腹の中の赤ちゃんには母親の血液を通して、また授乳中の赤ちゃんは、母乳から摂取することになるので、注意が必要です。
このような場合は、カフェイン量の多いコーヒーを控え、カフェイン量の少ない番茶や、煎茶を薄めて飲むと良いでしょう。
なお、カフェインは低温で溶け出しにくいことから、煎茶を水出ししたものを温めて飲む工夫も大切です。
お茶には妊婦さんに必要な亜鉛も豊富に含まれています。
緑茶を飲む妊婦は、低体重児を生む確率がきわめて低いと言われています。
カフェインを気にしてお茶を飲まないという選択ではなく、適量を飲み健康維持に役立たせることのほうが有意義だと言えます。
—-「こどもお茶小辞典」より抜粋—-