笑顔配達人☆和茶倶楽部なごみです。
昨晩は、うちの工場のお隣にある、寺田製作所さん(お茶の機械メーカーさん・・・業界をけん引する存在)の総務の皆様と、「お茶のお悩み解決?淹れ方マスター会」と題して、普段のお茶淹れの悩みなどを解決しつつ、講座を行いました。
湯の沸かし方、お茶の保存の仕方、急須をまわしてもOKか?
茶葉を冷蔵庫にしまって良いのか?
冷えた茶葉を常温に戻してから使用するのは、なぜか?
2煎目を美味しく淹れるには?
急須の選び方、水の選び方は・・・・・?
などの質問が出ました♪
(物凄い熱心です!さすが、寺田さん・・・という感じでした♪)
お話をお聞きする中で、やはり一番のお悩みは、「大人数のお客様に瞬時に美味しくお茶を淹れる方法」でした。
まずは、普段の淹れ方チェックです。・・・さすがです、淹れ方が難しい普通煎茶でしたが、とっても美味しく入りました。
湯のみを使って、しっかりと湯冷まししています♪
濃さも均等に入りました↓♪
水の選び方、湯の沸かし方、急須の選び方、淹れ方のポイント 湯ざましの仕方などを
一通り説明させて頂いた後、普段の少人数のお茶は充分に淹れることが可能である!
ということで、やはり、一番の懸案事項の大人数での、淹れ方に挑戦してみました。
まずは、和茶倶楽部で淹れている淹れ方を見て頂きました。
(新人ながら、和茶倶楽部が誇るマジックハンドの持ち主投入!顔出しはまたの機会に♪)
そして、真似をして淹れて頂きましたよ~!10人分です。
もちろん、淹れ方、ポイントなど確かめながら、淹れて行きました。
①まず、人数分の湯量を測るため、湯のみにお湯を9分目弱位まで入れます。
②急須に、10人分の茶葉を入れます。(一人分約2~3g/茶葉によります。)
③湯のみのお湯を5人分くらい急須に入れ、茶葉が開くのを待って(待ち時間は茶葉によります。)ティーポットに少しずつ注ぎます。※少しずつがポイント!
④残りの湯を急須に入れ、再び茶葉が湯になじんだら、ティーポットへ少しずつ注ぎ、この時、最後の一滴まで絞り切ります。
⑤ティーポットの中で、味を均等にしてから、10人分の湯呑みに順番に注ぎ入れます。
(この時、回し継ぎはしません。)
美味しそうにはいりましたよね!
次に、痛んだお茶の香り、古くなったお茶の香りなどを嗅いで、覚えてもらいました♪
そして、お茶によって淹れ方が違う事を理解してもらうため、簡単に淹れられる茎茶の淹れ方を見てもらいました♪
最後に、あまり、巷ではご覧頂けない茶葉などを見ていただきました♪
阿波番茶(徳島県)や碁石茶(高知県)、てん茶(抹茶の材料)など!
てん茶をつままれて、「抹茶の味がする!」と感想を述べられいました。
阿波番茶は、酸っぱい味がする!とのこと。
最後に、いつも通り、感想をお聞きして終了!
もともと、お茶については、知識もあり、淹れ方も研究されているみなさん!
本日、問題点を解決して、更なる飛躍にこうご期待♪
ちなみに、いつもお伝えしていることですが、復習してみましょうね!
「美味しい茶を淹れる極意!」
基本をマスターしたら、そのお茶の特徴をつかみ、何度も淹れてみて、美味しく入るコツを掴みます。
美味しい淹れ方は、そのお茶によって違います♪
一番は、「お茶の声」を聞くことです♪